とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 アスク
■施設・事業所情報
名称 那須烏山市すくすく保育園 種別 保育所
代表者氏名 黒崎 紀子 利用人数(定員) 95(100)
所在地 〒321-0634
栃木県那須烏山市野上703番地
TEL 0287-82-2359
■実地調査日
平成26年1月15日(水)22日(水)
■総評
◇特に評価の高い点
★乳児期から幼児期の発達の特性に配慮した保育
乳児クラスでは、保育士は一人ひとりに優しくゆったりと話しかけており、子どもたちの安心しきった様子が見られた。また、2歳児クラスでは、自分でしようとする気持ちを大切にして基本的な生活習慣を身につけられるような援助が行われている。例えば2歳児の月間指導計画では、食に関しての活動内容と保育士の援助の配慮が示され、訪問調査時にはその成果が見て取れた。3歳児以上のクラスでは、遊びと運動を取り入れた活動の中から自分で選んで取り組む子どもの姿があり、保育士は無理強いすることなく興味や関心を引き出す工夫をしている。5歳児の発表会では、友だちと協力して作り上げる達成感を経験させている。

★役割のある活動と社会的資源や周辺の自然を活かした保育
午睡時の布団敷き当番、小さいクラスとの散歩などで年下の子の面倒をみるなど、年長児としての役割を果たすことが多い。様々な場面で自分の意見を述べる機会が作られ、子どもたちは考えて発表する経験が豊富である。バスに乗って図書館に出かけ図書カードで本を借りる、近くの高齢者のデイサービスセンターで交流を行う、地域の農家の協力で芋掘りをするなど、子どもたちにとって様々な体験ができる機会が計画されている。また日常的な散歩では、ドングリが拾えるコース、電車が見えるコース、山羊に会えるコースなど、子どもたちが身近な所で興味が持てるものや動植物に接する機会を作っている。
 
★安全に対する取り組み 
園の安全対策として、各種マニュアル(危機管理、感染症)等を活用し、園児の安全を常に確保できるよう日々チェックを行い、きずなメール(登録者一斉配信メール)を活用して感染症の発生や急を要する連絡など細やかに保護者に周知している。また、毎月の火災避難訓練に加えて、東日本大震災を教訓として地震に対する避難訓練や起震車体験を実施している。更に、被災時、園児を安全に保護者へ引き継げるよう「引き渡しカード」も作成した。園舎は元小学校ということで耐震構造となっており、園庭及び2階の公民館は地域の避難場所に指定されているなど、安全安心な環境となっている。

◇改善を求められる点
★園の運営及び保育内容についての自己評価の取り組み
全員の保育士が、自己評価表と自己評価のためのチェックリストを用いて自己評価を行いその後の保育の質の向上に繋げている。しかしながら、園全体の運営や保育内容に対する組織としての自己評価については、取り組みが部分的なものに留まっており、評価結果の分析や課題の把握も十分とは言えない。今回の第三者評価の受審を契機に、毎年組織としての自己評価を実施して結果分析を行い、評価できる点や課題等を把握して、園の運営及び保育内容の改善への取り組みを更に強化することが望まれる。

★職員(特に臨時職員)に対する研修体制の充実
職員研修については、年間計画が作成されていて、県北部地区保育研修会・県教育センター研修・県社会福祉協議会研修・県保育協議会研修等に職員が参加し、会議等の場で復命研修も行われている。しかしながら、職員一人ひとりについての研修計画が作成されていないことや、臨時職員が研修を受ける機会が少ない状況が見受けられるので、職員の意欲喚起や保育の質の向上のために、今後研修体制の充実を図ることが期待される。

★標準的実施方法の確立
保育の方法や注意点など必要に応じて文書化しているが、標準的な実施方法として体系的に整備されていない。今後、保育場面ごとに、保育の方法や保育士等のかかわり方の基本的な技術に関することだけでなく、子どもの人権尊重、子どもや保護者のプライバシー保護等の配慮事項も加えた標準的な実施方法を定め、全ての保育士等が一定水準以上の保育サービスを実施するための手順書として確立することを期待する。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
第三者評価を受審したことにより、職員一人ひとりが保育を振り返り、学ぶ(気づく)ことにより全職員の保育の意識づけや共通理解を深める良い機会となりました。
 評価機関の方々には、丁寧にヒアリングをしていただき、大変感謝しております。ヒアリングを通し、保育園としての課題や改善点が明確になりましたので、今後はより一層、子ども一人ひとりにしっかり寄り添い、地域関係機関と連携を取りながら、地域に根づいたよりよい保育サービスを提供できるよう全職員で力を合わせ取り組んでいきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。