とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 アスク
■施設・事業所情報
名称 那須塩原市立わかば保育園 種別 保育所
代表者氏名 園長 八木澤 明美 利用人数(定員) 146(120)
所在地 〒325-0047
那須塩原市若葉町9番21号
TEL 0287-62-2123
■実地調査日
平成25年9月11日(水)・10月9日(水)
■総評
◇特に評価の高い点
① 保護者支援の取り組みを通じた、保護者との信頼関係の醸成
園独自のアクションプログラムとして「保護者とのよりよい関係を構築し、子どもが健やかに育っていく環境づくりを保護者とともに進めていく」という目標が掲げられている。保育士は、一人ひとりの保護者の状況を理解し、家庭環境等に配慮しながら、状況に応じて支援の内容、方法を変えて保護者にかかわっている。保育士が自主的に、保護者との日々のかかわりの中で様々な機会をとらえ、適切に援助する様子が窺われた。

② 子ども一人ひとりを大切に受容した、適切な援助
「子どもの利益を最優先に」を常に念頭に置き、課題が生じた場合には、子どもにとって何が一番良いのかという観点に立って職員間で話合い、対応しており、一人ひとりを大切に受容し援助していることが窺える。保育にあたっては、禁止やせかす言葉を極力使わず、子どもにとって理解し易くプラス思考で行動に移せるような言葉かけをするなどの姿勢が定着しており、職員同士の学び合いが有効に活かされている。

③ 子どもが身近な自然や社会とかかわれる環境づくりの様々な工夫
園庭外周フェンス一円や花壇で花や野菜を栽培したり、キウィ棚の下に草むらを作って蛙の生息の様子を見て楽しむことができたり、園舎両サイドから園舎裏の空きスペースを利用した自然探索のできるお散歩コースが設置されたりしている。また、地域の伝統的な樽太鼓の演奏、隣接する工場でのカブトムシ見学やサツマイモの苗植えや収穫の体験もできるなど、子どもが身近な自然や社会と主体的にかかわれるよう、様々な工夫がされている。
◇改善を求められる点
① 非常勤職員、保育助手との間での共通理解を深める取り組みの強化
人員確保の困難さから保育助手等の非常勤職員が増える傾向があり、そうした職員との間で課題の共有化を図り、共通理解を深める取り組みの強化が期待される。市のアクションプログラムには「保育士等研修の充実」が掲げられ、保育士間で研修活動は積極的に実施されているものの、非常勤職員の保育助手などは必ずしも研修参加を望まない傾向もあるとのことであり、研修機会を別途実施するなど、更なる工夫が期待される。

② 保護者の意向への対応内容のフィードバック等、情報提供の取り組みの強化
行事ごとに保護者アンケートを実施し、寄せられた声をすべて園だよりの裏面に掲載する等の工夫を行っているものの、把握した子どもや保護者の意向に対する検討結果をもとに改善すべき課題を明らかにし、対応内容等を保護者に情報提供する取り組みはやや弱いため、今後はフィードバックの強化が期待される。プライバシー保護の取り組みや苦情解決制度等に関する保護者への周知、情報提供の取り組みの強化も期待される。

③ 地域の子育て家庭への支援の検討
地域との交流の場として「夏祭り」を活用し、継続的な取り組みが実施されているものの、近隣住民との日常的な交流については、挨拶や園の見学などに留まっており、今後の課題として捉えられている。近隣に市の子育て相談センターもあり、直接地域の子育て家庭にかかわることまでは難しいとは言え、地域の子育て家庭との交流や子育て支援活動において何かできることはないか、可能な限り検討してみてほしい。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
園の自己評価に当たり、職員が自分と真摯に向き合う機会が出来たと思います。様々な観点からの評価項目を見直すことで、子どもにとって居心地の良い、落ち着いた空間が育ちを助けることを再確認できました。今後、さらに子どもの育ちを支援し、一人一人の個性を引き出せる保育をめざしていきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。