とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
一般社団法人 栃木県社会福祉士会
■施設・事業所情報
名称 希望の家あさか 種別 共同生活援助
代表者氏名 落合 久仁子 定員(利用人数) 4人(4人)
所在地 〒324-0043
栃木県大田原市浅香2丁目3367-17
TEL 0287-47-6657
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 令和5年4月1日(契約日)~ 令和5年10月26日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 1回 (今回が初回)
■総評
◇特に評価の高い点
〇公正かつ透明性の高い適正な経営・運営のための取組が行われています。
 総務部に経理部門を配置し経理課が中心となって外部の会計事務所の指導を受けながら運営が行われています。2ケ月1回会計事務所の職員が法人の会計をチェックしています。

〇管理者の責任が明確にされ、リーダーシップが発揮されています。
 施設長の役割と責任についてはキャリアパス一覧表に示されています。施設長は職員が希望する研修に参加できるように調整しています。また、職員が利用者支援で不安な点等をアドバイスして指導力を発揮しています。職員の一日の業務の流れを具体的に日中(平日・土日祝)夜間に分けて取組めるように示しています。食事の献立は、施設長が主になり考えて調理し提供しています。日々の食事を写真に撮って記録し、利用者の好みの把握に繋げています。

〇利用者の自律・自立生活のための支援を行っています。
 利用者の心身の状況に合わせ、自立生活のために入浴や歯磨き、着替え、洗濯を干す等の支援をしています。居室内の掃除や地域へ外出しての買い物も支援しており、自分でできることは自分で行えるように見守り支援しています。行政サービスの手続きや現金・通帳の管理は本人の許可を得て職員が行っていますが、自分で納税ができる利用者には、必要な金額を渡してコンビニエンスストアで支払ってもらう等、できることを実践しています。
◇改善を求められる点
〇中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されることを期待します。
 理念・基本方針にもとづき、経営環境と経営状況の把握・分析等を踏まえた中・長期計画が作成されることを期待します。

〇提供する福祉サービスの標準的な実施方法が確立していません。
 利用者に対しての福祉サービスについての標準的な実施方法が文書化されていません。今後は排泄や食事、入浴等の場面ごとの支援マニュアルを作成し、新人職員等が支援に入る前の参考となる資料の作成に期待します。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
 これからも利用者様にとって、より家庭に近い環境に心掛け、居心地の良い、安心、安全な施設を作り上げるよう支援員一同努力したいと思います。また、ご指摘にありましたマニュアルを作成し、新人職員にも分かりやすく、安心して支援出来るよう、心掛けたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。