とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 InternationalSocialServiceCultureCenter
■施設・事業所情報
名称 むんつけら児童クラブ 種別 放課後児童クラブ
代表者氏名 田中 則子 定員(利用人数)
所在地 〒321-2345
日光市木和田島1373-405
TEL 0288-26-2097
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 令和6年9月1日(契約日)~ 令和7年3月13日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 0回 ()
■総評
◇特に評価の高い点
・エアコンで快適な室内温度を設定するとともに、一人ひとりのロッカーや下駄箱を設置する等生活の場としての設備、備品を備えている。室内では、可動式のテーブルを備え、折り紙、迷路等の本、トランプ、オセロ等、屋外では縄跳び、バトミントン等年齢に応じた遊びの環境を備えている。静養できるスペースは専用のスペースが難しいため、パーティションで仕切る工夫をしている。
・子どもの出欠席については、保護者から電話で把握している。当日の場合は、学校へのバスの迎え時にチェック表で確認している。保護者からの連絡もなく欠席又は来所が遅れた場合は、学校への迎え時に先生や子どもに確認するか、直接保護者に確認をしている。利用時間は、画面にタッチして入退出の時間がわかる入退出システムで時間を把握しており、利用実績等をシステム内の出席簿で管理している。
◇改善を求められる点
・子どもや保護者等が相談したり意見を述べたりする際、意見箱の設置やアンケートの実施、第三者委員の聞き取りなど複数の方法や相手を選択できる取組や周知は行っていない。子どもや保護者等が必要に応じて相談ができ、意見が述べられる環境作りは、利用者本位の福祉サービスにおいて不可欠であることから、述べやすい環境づくりの整備が期待される。
・子どもの権利擁護に関する取組は、児童クラブ運営規定内に虐待防止に関する事項を設けているが、育成支援として子どもの心身に有害な影響を与える行為の禁止や子どもの人権や尊厳を守る責務等の規定までは明記されていない。職員は外部の各種研修会等で、権利の侵害や虐待とみなされる行為の禁止等権利擁護に関する研修を受講しているが、職場倫理の明文化や職場内での研修等は実施されていない。職員には子どもの人権や尊厳を守る責務があることから、守るべき職場倫理の共通理解を図り、一人ひとりが自主的に考え日々の職務に当たることが期待される。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
・評価の高い点として挙げられた入退出システムの導入については児童の入退出時間の正確な把握やデータ管理を行えることで児童の安全を確保しています。今後も施設の環境整備の充実を図っていきます。また、改善を求められる点として挙げられた、子どもの権利擁護の取り組みについて、職場倫理の共通理解を図り職務に当たれるよう努めていきます。
今回第三者評価を初めて実施したことで、多くの課題点が見つかりました。今後はこの課題点を整理しながら児童・保護者が安心して利用できる児童クラブの運営を行っていきたいと思います。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。