とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 アスク
■施設・事業所情報
名称 こばとキッズ 種別 保育所
代表者氏名 江田 有紀子 利用人数(定員) 98(90)
所在地 〒323-0808
栃木県小山市出井1931-1
TEL 0285-25-2815
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 平成30年7月5日(契約日)~ 平成30年12月7日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 1回 (今回が初回)
■総評
◇特に評価の高い点
①子どもの生活と遊びを豊かにし、子どもが主体的に活動できる環境
様々な人との関わりや、身近な自然に触れる場面を多く設定し、子どもたちが生活や遊びの中で経験したり、感じたり、考えたことを自由に表現できるよう環境の整備や機会を持っている。保育士は、子どもが自らしてみようとする気持ちを大切に受け止め、一人ひとりが満足できるような活動の場を作ることに留意し、年齢に合わせ、出来る限り見守ることを心掛けている。午前中の2歳から5歳までの合同保育の中では、年長児が小さい子に合わせ、遊びのルールをその場に合わせ変更することや、子ども同士で話し合い、更に遊びを発展させる姿が見受けられた。

②子どもの社会性を広げる機会となる地域との交流
 園の方針として、子どもがさまざまな人たちと触れ合うことにより「思いやり」の心を自然と身につけていけるように関わりを持つことを掲げて、法人の有する高齢者施設や障害者施設の利用者との交流の場が設けられている。グループホームは園に隣接しており、散歩の折に互いに声を掛け合うなど、日常の中で高齢者と触れ合う機会となっている。保護者アンケートには、「障害者施設との交流によって小さい時から障害について理解でき、優しい子に育っていると思う」「老人ホームや障害者施設の皆様との関わりもあり、とても暖かく感じている」などの意見が多く寄せられている。また、法人内の他園との交流や、園の行事に卒園児が訪れるなど、異年齢児との交流も図られていて、多様な人との交流が子どもの社会性を広げる機会となっている。

 ③子どもの生活を充実させるための家庭との連携
 園では、全年齢児が連絡帳を持ち、保護者と情報交換を行っている。記載する内容は一方的な報告だけではなく保護者からの連絡や相談にも丁寧に回答しているため、保護者は園での子どもの様子を確認でき、安心感に繋がっている。希望する保護者の一日保育士体験を実施しており、家庭とは違う子どもの姿を見ることができるとともに、保育士の子どもへの対応の仕方を知る良い機会となっている。地域の清掃日に合わせて、年3回、全ての保護者を対象に「クリーンデイ」を実施し、保護者と子どもが一緒に園の清掃を行っている。当日は保護者と子どもがお弁当を一緒に楽しむなど、子どもの成長を垣間見る機会になっている。

◇改善を求められる点
①長時間にわたる保育の中で個々がゆったり過ごせるような環境の工夫
午前6時45分から午後7時30分の保育が行われ、働く保護者の支援になっている。早番保育や遅番保育は年齢・人数構成により保育室がいくつかに分かれ、10時から4時まではクラス保育となっている。合同保育の時間は異年齢児交流が行われ、延長保育では学童保育の児童とも交流をしている。しかし、一日の生活を見通し連続性に配慮した保育から考えると、保育室や担当保育士が代わっていくことで子どもが落ち着かない面も見受けられ、園も課題と認識している。今後は、個々の子どもが一日を通してゆったりと過ごせるよう、環境や保育の工夫を更に行うことが期待される。

②事業計画の職員および保護者等への周知の取組
年度内の行事計画および保育の質の向上に向けたISOの年間活動計画等は、内容および予算の全般にわたって常勤職員が中心となって策定している。その他の事業計画は園長が中心となって策定し、それらをまとめた事業計画書を年度初めの職員会議で説明している。職員会議には非常勤職員も交代で参加しているが、事業計画書の全体について、非常勤職員を含めた全員が理解しているとは言えないので、今後は事業計画書を全ての職員に周知し、実施状況の評価・見直しに職員自ら主体的に参画することが望まれる。また保護者等の理解を促すため、行事計画だけでなく、事業計画の主な内容(保育、施設・設備を含む環境整備等の事業)についても保護者等に周知することが求められる。

③福祉人材の確保と育成に関する方針および計画の策定
園長は、子どもの人数を推定し、年度の事業計画に必要な職員配置について法人と協議し、配置基準に対応した職員数を確保している。一方で、休日保育の利用者の増加が職員配置上の課題となっていること等について法人に報告し、対応を要請している。今後、職員の業務の効率化等の取組に更なる指導力を発揮すると共に、必要な福祉人材の確保と育成に関する方針を明確にし、より具体的な計画の確立が期待される。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
今回第三者評価を受け、保育園としての現状の把握、具体的な課題に気づくことができました。良い評価を頂きました点は、更に良くなるよう取り組み、改善を求められる点につきましては、保護者の皆さまのご意見や職員の意見を参考に、保育の向上を目指して改善に取り組んでいきます。保育園を見直す良い機会となりましたことに感謝申し上げ、今後も子どもたちが安心して、楽しく過ごすことが出来るよう保育を進めて参ります。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。