とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 アスク
■施設・事業所情報
名称 こばと保育園 種別 保育所
代表者氏名 豊嶋 藤子 利用人数(定員) 132(130)
所在地 〒323-0826
栃木県小山市雨ケ谷417
TEL 0285-27-0209
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 平成30年5月22日(契約日)~ 平成30年11月28日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 1回 (今回が初回)
■総評
◇特に評価の高い点
①多様な保育サービスによる子育て支援の充実
園には拠点型子育て支援センターと学童クラブが併設されている。また、通常保育に加えて一時預かり保育と延長保育を実施しているほか、対象は園児限定ではあるが看護師が配置されている体調不良対応型病児保育も行っている。園や子育て支援センターによる丁寧な相談対応にも利用者から信頼が寄せられており、乳児期から学童期までのさまざまな保育ニーズに沿った保育サービスにより、保護者が安心して子育てができ、就労を継続することができる環境を整えている。

②生活にふさわしい場としての環境
木のぬくもりのある園舎と広々とした自然豊かな園庭が整備されている。新築後も必要に応じ保育室やテラスを増設し、ランチルームや絵本の部屋を独立させ保育活動に生かし、子どもたちがのびのびとゆったり過ごせる環境が整えられている。園庭には大きな木や築山があり、畑では子どもたちと野菜を作り、自然を身近に感じながら生活できる環境になっている。園庭整備等の一部は外部委託で行われているが、日々の保育室や園庭の安全対策・衛生管理・清掃全般は保育士によって行われている。

③事業経営をとりまく環境と経営状況の的確な把握・分析
園長は、法人の主催する3園の園長会議、小山市が主催する園長会議その他から、地域の福祉計画・課題や事業経営を取り巻く外的な動向を把握している。また、四半期ごとに開催される法人全体の「マネジメントカンファレンス(本部および各施設の管理者が参加)」に出席して、法人の社会福祉事業全体の情報を共有するとともに、園の経営状況や職員の動向、特記的な事項等について毎回報告している。さらに園の年度予算に対する実際の執行状況について、会計職員が作成する予算付き試算表に基づき毎月打合せして確認しており、園の事業経営を取り巻く環境および年度初めからの事業の進捗状況・経営状況を詳細に把握・分析している。

◇改善を求められる点
①標準的な実施方法の整備と点検・見直し
保育についての標準的な実施方法の一部(健康管理・0歳児の保育・園外保育・行事活動等)は文書化されているが、各年齢の保育の実施方法や留意点、設備等の環境に応じた業務手順、情報の共有・連携・記録等については整備されていない。今後は必要なマニュアルを再検討のうえ、文書化し、職員の共通理解を図って日々の保育に生かすことが期待される。また、保育内容の変化および新たな知識・技術等の導入を踏まえ、定期的な見直しをする仕組みと、マニュアルに沿って保育が行われているかを確認する仕組みを定めることも期待される。

②プライバシー保護や子どもを尊重した保育のための規定の策定
保護者アンケートの結果からは、子ども・保護者のプライバシー保護に配慮した保育がなされており、子どもや家庭のプライバシーが漏れる心配のないことが窺われるが、プライバシー保護規定や子どもの権利擁護マニュアルはなく、保育マニュアルの中に気を付けなければならないプライバシーについての注意事項も記載されていない。保育や子育て支援の中で園や保育士が気を付けなければならない子どもや家庭のプライバシーの保護や、子どもの羞恥心に配慮した保育、体罰禁止や不適切な関わりの防止などの子どもの人権に留意した対応等を内容に含むマニュアルを策定し、保育士が理解を深める取組を実施することが求められる。

③全職員参加の保育の質の向上に向けた取組の確立
園では以前からISO9001品質マネジメントシステムにより保育の質の維持・向上を図っている。例えば苦情・事故について、苦情受付や事故対応を速やかに行い、必要な是正措置を実施し、3か月後に是正措置の効果を確認、必要なら見直しを行うといったPDCAサイクルを確立している。一方、保育所全体の自己評価の実施、第三者評価の受審については今年度からの取組であり、今年度の第三者評価に関する自己評価の実施は一部の職員で行った経過がある。今後は全職員による自己評価の実施と共に、各クラス会議の振り返りを職員会議に持ち寄り、全体の振り返りとして来年度の重点目標に活かすなど、全ての職員が参加する保育の質の向上に向けた取組を継続的に実施することが期待される。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
開園して38年目を迎え、初めて第三者評価審査を受けました。
 第三者の視点から見たこばと保育園の保育内容の確認や保護者や職員からのアンケート、また、自分たちの保育に対する考えの聞き取りを通して、今までの保育を振り返り、見つめ直す機会となりました。
 今まで以上に利用者様によりよいサービスを提供するため、評価点を保育に対する自信につなげるとともに、改善点を職員全体で見直し検討を行い保育の質の向上に取り組んでいきたいと思います。
 これからも未来ある子供たちのために頑張ります。ありがとうございました。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。