とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 アスク
■施設・事業所情報
名称 友里かご保育園 種別 保育所
代表者氏名 田中和子 利用人数(定員) 69(60)
所在地 〒325-3151
栃木県那須塩原市豊浦12-209
TEL 0287-62-1144
■第三者評価の受審状況
評価実施期間 平成29年9月15日(契約日)~ 平成30年3月16日(評価結果確定日)
受審回数(前回の受審時期) 1回 (今回が初回)
■総評
◇特に評価の高い点
①子どもを尊重した保育
子ども一人ひとりの発達に応じて、職員は子どもの個々の育ちを見守るよう心掛けた保育に取り組んでいる。子ども一人ひとりの状態を全職員が把握しており、毎月開催される全職員が参加する会議で統一した対応ができるよう周知徹底が図られ日々の保育にあたっている。また、子どもの好奇心を大切にしており「試したい・冒険したい」という気持ちが発揮できるように生活場面の中で様々な経験の機会を作っている。

②子どもが心地よく安心して過ごすことができる環境
保育園が子どもにとって「第2のお家」となるよう、温かい雰囲気の中で子ども一人ひとりの安心できる場所作りが工夫されている。子ども達が自然の光・音・風から、視覚・聴覚・香り・感触で四季を感じて生活できるよう、素材や色彩等に配慮した環境を整備している。職員は振る舞いや言葉使いに配慮し、年齢に合わせて一人ひとりの子どもと安定した絆をしっかり作るよう関わっている。

③子どもがおいしく安心して楽しめる食事と食育活動
「子ども達の食べるものは手作りであるべき」という保育園の方針の基、昼食やおやつが提供されている。献立は和食を中心として作られ、天然の出汁をとり、主食の種類(雑穀米・大豆ご飯等)や主菜やおやつの主な食材を曜日によって決め様々な食材を使い調理されている。昼食はランチルームで、幼児組は自分の量を考えて配膳するバイキング形式で行われている。栄養士や調理員が同席しているので、様子を見ながら子どもたちへの声かけが日々されている。また食への関心を育てるため、クッキング保育や多くの季節の行事食を取り入れることが行われている。
◇改善を求められる点
①理念および基本方針の明確化
保育理念や保育方針は明文化されているが、保育園の理念、基本方針は明文化されていない。ただし、入園のしおりには友里かご保育園の保育のねらいとして保育の方向性、また事業計画では事業内容と展開、保育方針が示されている。今後それらを精査して、法人の使命や目指すべき方向、考え方を明確にした保育園の理念や職員の行動規範となるような基本方針を策定する必要がある。その上で職員へ周知し、保護者や地域、関係者に対しても、わかりやすい説明資料を作成して周知することが望まれる。

②中長期計画の策定と事業計画の改善
経営課題や問題点を明確にして、改善へ向けた取り組みを検討するまでに至らず、中・長期的な計画が策定されていない。当面は施設運営の基盤整備(組織運営に関する理解、人材の確保と育成、各種マニュアルの見直し・整備など)に取り組むことが求められる。今後、施設における課題解決・改善に向けた計画を着実に推進するためにも、法人の将来展望を明らかにして早期に中・長期計画と収支予算を策定されることが期待される。
事業計画は策定されているが、中・長期計画が策定されていないため、その内容を反映した単年度計画ではない。今後は、法人として中・長期計画を策定した上で、計画の内容を反映した事業計画の策定に繋げていくことが望まれる。さらに事業計画は具体的な成果目標(可能なものは数値目標を示す)を記載することにより、実施状況の評価が行える内容とすることが期待される。

③未整備のマニュアルの策定 
子どもや保護者のプライバシー保護について、資料・写真の取り扱いに関しては十分に注意するよう園長より口頭で伝えられている。しかし、プライバシー保護についてのマニュアルは作成されていないので、日常の保育場面等で適切な対応が図られるようマニュアルを整備し、全職員に周知徹底されることが望まれる。また、相談・意見に対しての対応マニュアル・ボランティア受け入れマニュアル・園独自の虐待対応マニュアル・実習受け入れマニュアルなど未整備なマニュアルがあるので、誰が見ても分かりやすく日々の保育に利用しやすいようなマニュアルの整備が求められる。
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
この度は、友里かご保育園設立から14年目を迎え、一つの節目として第三者評価に取り組む決意をしました。黒磯地区で初めての認可園として気負って過ごしてまいりましたが、私をはじめ、長く職務についてきた保育士は皆必死で過ごしてきた14年だったと思います。そして、15年目からをどう活動していくかを考えた時、この時だからこそ、第三者評価を受け、新たな出発と心得、理事長としては園の経営を見つめ、園長としては保育の充実に向けて、保育士としては保育のレベルアップを目標に取り組んでいくことになった訳です。取り組んだ結果は、とても厳しいものでしたが、真摯に受け止め、協力して下さった保護者の皆様をはじめ、職員の方々から頂いた大きな気づきを今後の目標として踏まえ、一つ一つじっくりと考え、より良い方法で保育園運営が出来るようなお一層の努力をしていく決意を新たに致しました。皆様の厳しく暖かい評価をこれからの課題とし、一層の努力を重ねてまいる所存です。
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。