とちぎ福祉サービス第三者評価推進機構

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福祉サービス第三者評価結果


■第三者評価機関名
特定非営利活動法人 アスク
■施設・事業所情報
名称 那須塩原市立とようら保育園 種別 保育所
代表者氏名 長澤 玲子 利用人数(定員) 99(90)
所在地 〒320-0022
那須塩原市東豊浦18
TEL 0287-63-2773
■実地調査日
平成24年9月19日(水)10月16日(火)
■総評
◇特に評価の高い点
○保育の質の向上、保育士の資質向上の取り組みを通じた、保育士の成長
保育士が市独自の7項目からなる自己評価を年2回実施する中で自らの保育実践を振り返り、改善を図る取り組みが継続的に実施されるなど、園を挙げて保育の質の向上、保育士の資質の向上に力を入れている。職員全体で考えを出し合う中で様々な専門的知識や保育方法を習得する取り組みが重視されており、保育日誌の記録を読んで管理者が工夫や配慮すべき点を文章化して指導するなど、日常的に保育士の育成が図られている。

○子ども一人ひとりの受容とチーム連携
登園時から丁寧に園児を受け入れ、個々の状況の記録伝達を徹底し、情報の共有が保育に活かされている。また遊びや生活の場では、一人ひとりに応じた言葉かけを心掛け、見守ったり促したり共に喜んだりと、個を理解し受容する姿勢がうかがえる。複数担任のクラスでは、保育士同士が互いに声を掛け合うなど、チームが連携した保育の取り組みは、安全で安定した環境を整える上で高い効果をあげている。

○保育参加等を通じた保護者との共通理解の機会づくり
年1回、保護者が園の保育補助者として「保育参加」する機会が設けられており、保護者との共通理解を得る努力がされている。園での子どもの様子、友達との関係などを見ることができるため、保護者も保育参加を楽しみにしている。終了後に個別に保護者面談やアンケート調査を実施し、集計結果をフィードバックする取り組みも行うなど、利用者満足を図るための意向把握の機会にもなっている。

◇改善を求められる点
○地域における子育て支援への役割発揮
園で実施している地域子育て支援事業としては子育て相談のみであるところ、地域に対する広報活動が弱く、実際に地域からのアクセスもない状況とのことであった。例えば園庭開放日を設け、園だより等を通じて積極的に周知を図り、地域の子育て家庭が園を訪ねて相談しやすい状況をつくるなど、保育所の有する専門的な機能を地域に提供する取り組みの強化が期待される。

○子どもの主体性が発揮される遊びや体験ができる配慮、環境整備
施設が狭いという制約もあり、子どもが自分で様々な素材や遊び道具、楽器などを選び出し、自由な自己表現を十分に楽しめる環境を整備するという点で課題があったが、反省点を踏まえ、平成24年度より少しずつ改善に向けた取り組みが進められている。子どもが主体的にイメージを膨らませ、想像豊かな経験が自由に出来るような環境設定の工夫や、友だちと相互に関わり協同して活動できるような取り組みについて、今後さらに力を入れることが期待される。

○子どもに関する記録の管理方法の改善
子どもに関する記録の保管等に関しては、市の「保育園文書保存年限基準」が平成18年に示されているものの、古い建物であり、鍵のかからない扉や書棚が多いなど施設上の制約もあるため、管理面で工夫と配慮が必要である。保育園独自の文書等管理規程を定め、書類やパソコン等の盗難や紛失事故等に備えるなど、記録文書及びデータの管理面での強化が求められる。
 
■第三者評価結果に対する施設・事業所のコメント
現在のとようら保育園のありのままの姿を評価していただきました。評価を受けるにあたり「保育について」や「子ども達と向き合う姿勢」など職員皆で確認しあい、その中で気付きあいながら、自分たちの保育を見直せた事は大きな収穫となりました。また、改善を求められる部分も具体的に指摘いただき、改善に向けての取り組みも始めています。これからも保護者の皆様の協力を頂きながら「子供たちの笑顔あふれる保育園」「安心して伸び伸びとすごせる保育園」を目指して地域と保護者の皆様の子育てを支えながら少しずつでも前進して行きたいと思います。 
■第三者評価結果
 
  別紙の「第三者評価結果」に記載している事項について公表する。